森永卓郎さんと年収200万円時代
森永卓郎氏といえばどんなイメージでしょうか。
バラエティ番組等でオタクっぷりを発揮したり、オトクな情報を発信したりする人のイメージでしょうか。
なんだかおちゃらけたイメージがあるかもしれませんが、私は経済評論家としての森永氏の発言に割と注目していて、書かれた本もほぼ読んでいます。
きっかけは15年ほど前に出された著書「年収300万円時代を生き抜く経済学」を読んだことです。
その当時は半信半疑で読んでいたのですが、今まさに年収300万は普通の時代になり、森永氏の先見性に脱帽しています。
そんな森永氏が今年の7月に「年収200万円でもたのしく暮らせます」という本を出しました。
これも、10年後には本当のこと(年収200万の時代到来)になるのではと、恐ろしくなります。
そんな時代をどうたのしく暮らすのかへの森永氏の提案は本を読んでもらうとして、それに対する私自身の感想は「まぁ、そういう楽しみ方もあるよね」です。
年収200万でもたのしく暮らせるとしても、かたや年収数千万の人がリッチな暮らしを謳歌しているという二極化があるなら、私は後者のリッチな暮らしがしたい。
所詮、200万「でも」たのしく暮らせる、なのだから。